夫婦の6組に1組は不妊の問題を抱えているというデータがあります。現在、晩婚化といったさまざまな原因により、子供ができにくい夫婦の数は増える傾向にあります。不妊の夫婦のうち
- 30-40%は女性側に、
-  30-40%は男性側に、
- 5-10%は男女どちらにも
原因があるといわれています。

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顕微授精 (ICSI)をするために、睾丸から精子を取り出す
受精卵の着床前診断
体外受精
顕微授精(ICSI)
したがって、不妊の原因は夫婦両方とも調べる必要があります。

不妊とは
不妊とは夫婦の生殖機能に関わることで、避妊をせず通常の夫婦生活を1年以上送っているにもかかわらず、妻が妊娠しない状態のことを言います。
普通の状態
妊娠および出産にはさまざまな要因が関わっています。たとえば、男性が強く、完全な精子を作ることができる、女性が完全な卵子を作ることができる、排卵された卵子がきちんと卵管の中に取り込まれる、卵管が詰まっておらず、精子がその中を通って卵子まで到達できる、精子が卵子の膜を突き破って卵子の中に入り、受精する力がある、受精卵が正常に分割できる、できた受精卵が正常なもので、子宮まで到達し、子宮内膜に着床し、成長することができる、出産時に正常なホルモンが出る、子宮、子宮頸管、産道が正常である――などの条件が必要になります。これらの条件のうち一つでも欠けると子供をもつことができません。避妊していない一般的な夫婦は、半年以内に約50%が、1年以内に約80%が妊娠します。

いつ医師にかかるべきか
一般的には、子作りを始めて1年以上たっても妊娠しない場合、原因を知るために医師に相談することをお勧めします。ただし、妻の年齢が30歳以上の場合、または以前に骨盤内の炎症があった、生理痛がある、生理不順、2度以上続けて流産したことがあるといった場合、または検査により夫の精子に異常があるとわかっている場合は子作りを始めて1年たっていなくても医師に相談したほうがいいです。

女性はいつ排卵し、最も妊娠しやすいのはいつか
生理が始まった日を1日目とすると、一般的には14日目が排卵日となります。排卵とは、卵巣の中で作られた卵子が十分に成長して卵胞から出てくることです。卵胞から出てきた卵子は、約24時間生きており、その間は受精する能力を持ちます。ただし生理の14日目より前に排卵する人もいれば、それより後に排卵する人もいます。そして、排卵をしていない人もいます(排卵していなくても生理がくることもあります)。女性の排卵日は生理周期ごとにずれる可能性があります。排卵日の時期が女性が一番妊娠しやすくなる時期です。精子の寿命は約48時間で、ちょうど排卵の時期に卵管の中に精子が多数存在すれば妊娠するのにベストなタイミングとなります。

どのぐらいの頻度で性交渉を持つべきか
排卵期には2 日に1回の割合(生理の10、12、14、16、18日目)で性交渉をもつのがよいです。女性の排卵は毎回の生理周期14日に必ず起こるとは限らず、誤差が生じる可能性があるからです。今周期で14日に排卵したとしても、次の周期では別の周期になる可能性もあるので、1日おきに性交渉をすることで、確実に排卵時に精子が卵管の中に存在するようにしたほうがよいです。その間は膣に水を入れて洗ったり、潤滑剤を使ったりしないようにしてください。

無排卵の症状および原因
無排卵は、卵管の異常と並んで不妊の女性の原因のトップです。  無排卵の場合、生理周期が長い、または短い、周期が一定しない、長期にわたって生理が来ないといった兆候があることもありますが、無排卵であっても、生理が28日、30日、32日周期というふうに定期的に来ることもあります。無排卵の原因としては、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん、Polycystic ovary syndrome:PCOS)、甲状腺の病気、肝臓病、腎臓病、高プロラクチン血症(母乳を作ることに関するホルモンの異常)などが挙げられます。

卵管の閉塞および癒着
卵管が閉塞していると、精子が卵子までたどり着いて受精することができません。癒着があると、卵子が卵胞から出れなくなったり、排卵しても卵管の中に入っていけなくなってしまいます。癒着の原因は過去の炎症、子宮内膜症、過去の骨盤内の手術の後遺症、子宮外妊娠などさまざまです。

子宮内膜症 (Endometriosis)とは何か
子宮内膜症は、骨盤内、卵巣、卵管など子宮以外の場所に内膜ができて成長する病気です。それにより癒着が生じるだけでなく、卵管の閉塞の原因になったり、卵巣にチョコレートのう胞 (chocolate cyst)を形成したりすることがあります。この病気は骨盤内に痛みを生じたり、生理痛、性交痛を感じることがあります(不妊の人の70%には子宮内膜症があるというデータもあります)。

子宮および子宮頸管の原因
子宮頸管は子宮の下部にあり、膣とつながっている部分です。排卵が近づくと子宮頸管からは透明な粘液が出ますが、これにより精子が子宮を通って卵管内に入りやすくなります。その時期の前後、頸管粘液は子宮内に異物が入り込むことを防ぐために粘り気が強くなります。排卵期の頸管粘液に異常があった場合、たとえば粘り気が強すぎたら精子が泳いでいけず、卵子と受精できないといった問題が生じます。頸管粘液の異常は炎症、ホルモンへの反応が悪い、といった原因から生じることが多いです。不妊の原因が子宮にある場合、子宮の発育不全や、過去の炎症による癒着、または過去に流産の経験がある場合は、内膜そうはによる癒着などが考えられます。

お問い合わせ先: パヤタイシーラチャー病院 不妊治療センター A棟3階
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